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ゴルフ会員権について

ゴルフ会員権、それはゴルファーの夢

世のゴルファーの憧れ、ゴルフ会員権。一昔前はゆとりある暮らしの象徴でしたが、今では「よりプレーを楽しむために」と購入する方が増えています。豊かなゴルフライフを約束する、会員権の基本的な情報をご説明します。

ゴルフ会員権とは?

  1. ゴルフ場の登録メンバーとなる権利。より充実したプレーが可能になる。
  2. 売買を通じて資産運用を行える財産。売却損金が発生した場合は、税金の還付が可能。

この2つの性格を持つのがゴルフ会員権です。1990年前後のバブル期までは、主に資産運用やステイタスとしての存在価値がありましたが、今は「ホームコースを持ちたい!」という、ゴルファーがプレーを満喫するための権利として価値が高まっています。

会員制クラブと権利の種類

会員制クラブには3種類の運営形態があり、その形態によって所有できる権利は異なります。基本的に与えられる権利に、施設・コースの優先的利用権があります。

社団法人制 ゴルフと体育振興を目的として設立された団体で、古くからある名門コースの多くがこれにあたります(東京・霞ヶ関・我孫子・広野など)。利益追求を目的としない公益法人なため、会員権は一代限り、もしくは直系者のみが継承できる名誉会員となります。例外的に譲渡できる場合もありますが、ほとんど見られません。
株主会員制 クラブが決めた入会必要金額を株主として出資する形態です。株主としてクラブ(会社)経営に参加でき、株主総会では票を行使できます。クラブが解散した場合は保有資産の分配を受けられるなど、資産と権利を通じて一定の評価があります。
預託金制 一定金額をクラブに預けて会員となる形態で、クラブは会員の預託金を資金に経営を行います。預けたお金は無利子で据え置かれますが、クラブ退会時は元金の返還が保証されます(「預託金返還請求権」)。株主会員制と違い、クラブ経営には携われません。
会員の種類
正会員 概要 コースの定休日を除く全日でプレーが可能で、すべてのクラブ競技に参加できます。
流通性 理事や委員に選出されてクラブ運営に参画することも可能で、会員権の市場価値は高いといえます。
平日会員 概要 コースの定休日を除く月曜日~金曜日(もしくは土曜日)にプレーが可能でクラブが定める平日のクラブ競技に参加できます。
流通性 土曜日も含まれる平日会員権が人気で、正会員の60~70%の相場で流通しているようです。
登録別 概要

個人会員と法人会員に分けられ、個人会員は文字通り個人登録となり、記名式です。法人会員は、企業が接待用や財産として所有しています。記名式と無記名式がありますが、最近はほとんどが記名式で、一般的には2名式になります。

記名式の場合は券面に登録した本人しか利用できず、会員権の相場は記名2名式なら個人会員の2名分というように比例して高くなります。

流通性
(個人会員)
特に女性の登録は設備関係から入会制限がなされていることが多く、婦人会員権は2~3割のプレミアが付きます。
(法人会員)
法人から個人への移動制限や2名連記の分割制限のあるコースでは、流通性にやや劣り、相場としては若干割安になっています。

ゴルフ会員権を持つメリット

1.ゴルファーとしてのメリット
施設・コースを格安で利用できる、優先的にプレーできる、競技会に出場できる、といったゴルフライフがより充実するというメリットがあります。
2.財産としてのメリット
不動産や株式などと同様、資産として売却利益を得ることができます。売却時に損金が発生した場合は、税金の還付が可能になります。

ゴルフ会員権の相場を決めるもの

会員権の相場とは、すなわちそのゴルフ場の価値を数値化したものです。「立地条件」「経営体制」「施設の質」の水準が基本的要素となり、そこに市場の人気が加わって需給バランスの中で相場が決まっていきます。相場はそのままゴルフ場の客観的な総合評価といえるでしょう。

入会前のチェックポイント

1.経営状態
ゴルフ場の経営状況は母体会社の影響を受けています。万が一倒産した場合は、保有権を失うばかりか、再建追徴金を支払うことにもなりかねません。特に預託金制クラブでは重要になるので、経営母体がどこなのか、また経営状態は良好かを確認しましょう。
2.アクセス・コース環境
ホームコースとなるため、遠くても自宅から1時間半以内程度にあるクラブを選びましょう。電車利用を考える場合は、駅からクラブ行きのバスが運行されているかどうかも確かめましょう。
また、コースについてはご自身のゴルフスキルとコースが合っているかどうか、周辺の自然環境は良好かどうかをチェックしましょう。ある程度フラットで戦略性の高いレイアウトのコースが望ましく、メンテナンス状況も含めた判断が大切です。会員権購入前に一度プレーしておくことをおすすめします。
3.諸費用
会員権に含まれるサービス内容を確認し、グリーンフィやキャディフィなどの諸費用を含んでいるかどうかを確かめましょう。
4.クラブ運営
会員を重視した運営がなされているか、会員数は適正か、会員名簿は発行されているか、など利用者として快適に利用するための必要事項を確認しましょう。